M2012-05-07 Mon 23:32
![]() 地下生活者のお店でチェック 私事で恐縮ですが、9日から仕事でドイツのデュッセルドルフに行くことになりました。 ということで今日は旅支度のムードを盛り上げるために、“デュッセルドルフの吸血鬼”ペーター・キュルテンをモデルにしたフリッツ・ラング監督の名作スリラーをセレクト。31年作品。 ペーター・キュルテンが現代シリアルキラーの原点とも呼ばれるように、この映画も不条理殺人、快楽殺人を扱ったおそらく最初の映画。 (殺人鬼役のピーター・ローレが、ショーウィンドーに映った少女の姿を見て自分を抑えきれなくなるあたりの緊迫した描写など、実に先駆的) しかし映画は後半、殺人鬼の登場によって仕事がやりにくくなった犯罪グループが独自に彼を捕獲、地下裁判で彼に死刑を迫るという奇妙な展開を見せる。 忍び寄る全体主義の影を描きたかったのだろうか… (まあこのあたりの一筋縄ではいかないところがこの作品を名作たらしめているのだが) 全編(英語字幕) |
座頭市地獄旅2012-05-04 Fri 23:58
![]() 地下生活者のお店でチェック これは浅草新劇場で観ました。 成田三樹夫が凄腕の浪人役で出演した座頭市シリーズ第12作。65年作品。 全体的にアクションシーンが少なめで、最後の市と成田三樹夫の決闘もほんの一瞬で決着する。 歩きながら脳内将棋を楽しんでいた二人だったが、ある癖で市は成田を殺し屋だと見抜く、その一瞬の両者の斬り合い。 三隅演出があいかわらず見せてくれる。 それにしても盤駒なしの脳内将棋って、達人にはできるものなのだろうか…。 オープニング |
デビルズ・トラップ/密室ホテル女子学生の恐怖2012-05-03 Thu 23:27
![]() 地下生活者のお店でチェック これもWHDからのニューリリース。 無料招待の連絡を受けて女子学生が向った宿は、宿泊客を殺してその肉を食らう食人一家が経営する恐怖のペンションだった…。72年作品。 いわゆる“12チャン映画”として知られている作品だが、今回が初見。 「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせる内容だが、起こっている出来事の割には雰囲気は中途半端に緩く、ラストなどほとんど出来の悪いコメディ。 (エンディングクレジットで“出演者”が“メニュー”となっているのは面白い) むしろ気になるのはその製作年。 ヒロインが助けを求めた警官が実は食人一家の身内だったとわかる展開など、72年というのが本当なら、逆に「悪魔のいけにえ」に影響を与えた可能性もあるかも。 (たぶん考えすぎだろうが…) 予告編 |
女活殺拳2012-04-30 Mon 23:48
![]() 地下生活者のお店でチェック 「燃えよドラゴン」でブルース・リーの妹を演じたアンジェラ・マオ主演の女クンフーもの。72年作品。 30年代の中国を舞台に、悪の限りを尽くす日本人道場に朝鮮で合気道を学んできたアンジェラ・マオと兄弟弟子が立ち向かうという話で、内容はほとんど「ドラゴン怒りの鉄拳」と同じ。 この兄弟弟子というのが。「ゴースト・ハンターズ」が嘘のように初々しいカーター・ワンと、我らがサモ・ハン・キンポー。 チンピラ役でブルース・リャンも出演していた。 (その他大勢の中にジャッキー・チェンの姿も…) 空手映画ブーム初期の公開作だが、この時点ですでに主要な俳優は日本に紹介されていたわけだ。 サモ・ハンが死に、カーター・ワンが死に、孤軍奮闘するアンジェラ。 そこへ朝鮮から助っ人にやってくるのが、「ヤングマスター」「ドラゴンロード」でのジャッキーとの死闘で知られるウォン・インシク。 後のイメージよりは全然若くて、かなりカッコイイ。 予告編 |
シークレット・フィンガー/地上最強の美女軍団2012-04-28 Sat 23:42
![]() 地下生活者のお店でチェック 幾度となく不買宣言をしながらもつい買ってしまうWHDの新作。 今月はお色気美女軍団が世界征服級の陰謀の阻止に大活躍する、テッド・V・マイケルズの監督作。73年作品。 一言で言ってしまえば「チャーリーズ・エンジェル」なわけだが、73年というのがウソでなければ、時代を一応先取りしていたといえるのかも。(「チャーリーズ・エンジェル」は76年スタート) ただ演出は相変わらず漫然としていて、リーダー(熟女)以外のメンバーの個性があまり描かれず、誰が誰だかよくわからない。 その中でただ一人、見た目のインパクトで否応なく観客を引きつけるのが、「ファスタープッシーキャット キル!キル!」で知られる日系ストリッパー女優のトゥラ・サターナ。 ラス・メイヤー系女優と思われがちだが、「アストロ・ゾンビーズ」など、マイケルズ監督との仕事の方が実は多い。 「ミミズバーガー」のハーブ・ロビンズも出演していた。 トゥラ・サターナ登場シーン |








